天賦人権論とは?




天賦人権論とは、西欧の自然権思想のことであり、「人間が生得的に持っている「権利」がある」という考え方である。
今日、各国の憲法にはどんな形であれ、自然権思想が必ず入っている。
この思想は、キリスト教に多分に影響を受けたものであり、だからこそ明治以来、神道信者たちは、この思想を敵視してきた。加藤が自説を翻したのは、神道信者たちに圧迫を受けたからである。
また今日、日本会議自民党の議員たちが天賦人権を否定したがるのは、彼らが神道信者だからである。



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      (『日本キリスト教歴史大辞典』)