2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の「自虐史観」=神話に見る「青人草」「人草」の表現

日本神話は、主権在民の民主主義精神に反している。 それは「青人草」「人草」の表現をみてもわかる。 国土や神々の誕生は描かれるが、人が生まれたことを日本神話は書いておらず、ただそれを国土の付属もののように扱っている。 日本神話は「王権神話」で…

道徳価値についての問いかけ

ある人があなたの友人に残酷な行為をした。 ところが、彼はこう主張した。 あなたは何と答えるだろうか? 「自分の行為によって相手が痛みを感じるということが、その行為を控える理由となるのは、それはあなたが、「いわれなく痛みを与えることは悪い」と…

プラトンよ、おまえもか!・・・輪廻・転生を考える

輪廻・転生と言えば、仏教が有名である。 最近、現在亡命中のダライラマが、転生活仏制度を廃止を述べたというので話題を集めた。 これは元々、インドの哲学に「輪廻転生」が説かれていたので、仏教にとりいれられた訳だが、チベット仏教はそれを制度化した…

オオクニヌシの別名

『古事記』ではスサノオの6世孫 出雲大社の祭神 『古事記』の又の名は オオクニヌシノカミ 国の主 オオナムヂノカミ 土地の貴人 アシハラノシコオノカミ 葦原の中つ神の威力ある男神 ヤチホコノカミ 多くの矛の神 ウツシクニタマノカミ この世の国土霊の神 …

カトリックを「反日狩り」?・・・「反日かどうか」が彼らの価値観の中心であるということの意味

愛国か? 反日か? ・・・のネトウヨ価値観について 「反日かどうか?」が彼らにとっては、価値観の中心なのだな・・・・と改めて思った。 そんなつまんない価値観の染まるバカは、それほど多くはないだろう。 しかし、その価値観に基づき、一方的に取捨選択…

「神国日本」の始まりと終わりの記

仏教の世界観では、この世は煩悩の汚濁にまみれ、悪魔が跋扈する悪世・蝦夷である。とりわけ11世紀には救いのない末世が来たと考えられていた。 また『法華経』では、世界の中心はインドのどこかにあるという須弥山であり、一方日本は世界の中心から遠く…