2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

実在するものを虚体であると述べるのは、真理に反しているのだという事

http://blogs.yahoo.co.jp/dyhkr486/64827948.html d y h * r 4 8 * さんの書いた記事に次のようなものがある。 『スッタ・ニパータ』を始めとする初期仏典の中には、悟ったあとの釈迦に、時折、「悪魔」が登場し、釈迦に語りかけてくる場面がある。仏典にお…

山背大兄王の菩薩道

山背大兄王の菩薩道 インドに起こった初期仏教徒達にとって「布施」(施す)は、徹底的に実行すべきものであった。 原始仏典には、釈迦が前世で飢えたトラに命を投げ出した事が、今世における悟りの重要な契機となったと記録されている。 経典の中には、財産…

鍋かぶりの日親・・・・日蓮宗の歴史をみよ

日蓮宗の歴史を見よ 鍋かぶりの日親 日蓮宗の歴史には、六老僧や日興門流新6人、日像(1269~1342)、日尊(1265~1345)、日祐(1298~1374) 日奥(不受不施派開祖、1565年~1630年)などの多様な人材が生まれたが、ここではその…

徳の中心と黄金律

イエスキリストは愛についてこう述べた 「何事も自分がして欲しい事を他人にしてあげなさい」(マタイ7/12) これを黄金律と言い、キリスト教の根幹となる教えである。 一方、孔子は仁愛を説明してこう述べた 「何事も自分がして欲しく無い事を他人にしな…

菩薩の行い

聖徳太子から行基菩薩へ・・・その菩薩の心 大乗仏教においては、利他行を強調する。 これを殊更に強調したのが聖徳太子である。 太子の造った大阪の四天王寺に4院が造られ、薬草を栽培し与えたり、貧困者や病人を寄宿させ養い、あるいは修行と修養をさせた…

お仕事

道を歩いていて 汚れた缶が捨ててあった 拾ってゴミ箱にすてる 20代の後半から、それを私の仕事にした 全て、不調和を感じた時、そこに私の仕事がある この国には、不調和が存在している その不調和の源を探り、 処方箋を書く 昔 日蓮は、『立正安国論』と…

『立正安国論』

『立正安国論』 1256年8月、鎌倉では洪水があり、また風疹が全国的に流行、その後わずか3年間に大地震、大火、飢饉と天変地異が続き人々は苦しみあえいだ。幕府も朝廷も神に祈り、仏を仰いで諸寺に大法、秘法を修させたのだが、災は増加する。 日蓮は…

日蓮聖人物語━蛇との闘い

蛇(バアル)との闘い 1253年32才の春、日蓮は諸国遍歴を終えて故郷の清澄寺に帰った。当時、日蓮の胸中にあった悩みは、この法華最勝の信念を口外せずにおくべきか?あるいはこれを胸中に秘めず人に報せて迷妄を破り、ブッタの本懐を教えるべきか?…

日蓮聖人物語の始まり

何かを変えたいと想っても何も変わらない事もある。 しかし、ある時期がくると自然に大きな変革の波がくる。 聖徳太子の時代の次に来た、大きな変化の時代は日蓮の時代である。 1192年、、瓦解しつつあった律令体制に代わり、日本で始めて武家政権が生ま…

想いは力である、という事

「想念の力」を実験する 20数年前、当時新宿駅に時折やって来る修行僧の一団があった。 彼らは別れ、一人づつ立っていた。 そこで私は思いついて、思念を送る実験をした。 すでに瞑想の訓練をしていた私はありありとイメージを造る事ができたので、私はイ…

日本人と韓国人 その7 分かち合いの心

ある韓国在住の方のブログでこんな記事を見つけました。 韓国に来て学んだこと・・・。 それは”みんなで食べよう!!”という精神。 家は兼業農家なので農繁期の時など田んぼに出ると 色んな人が通るわけですね。 私たちは余り知らない人でも お父さん達は知…

真理という言葉、事実という言葉

真理について ウィキペディア(Wikipediaでは 真理 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 真理(しんり)とは、本当のこと、また本当であること。ありのまま誤りなく認識されたことのあり方。ラテン語のvereは、ありのままのものの意。ギリ…

<カイン・コンプレックス>

ユング心理学には<カイン・コンプレックス>という言葉がある。 コンプレックスとは、感情とイメージによって複合的に造られる心の中の存在である。 簡単に言うと、私達が人間関係の中で、自分よりも恵まれていると感じる人に、嫉妬と憎悪を感じるような時…