今、憲法が危ない!!





正直、自民党憲法がすごく危ない。

自民党が公開している憲法改正案対照表 seisaku-109.pdf 」


集団的自衛権の問題も、現在の自衛隊を認められる範囲でいいはずである。(現行憲法では、自衛隊の存在自体が違憲だから変えなければならないかも知れないにしても)国防軍やら徴兵制をにらんだこの憲法案は、大きな問題がある。

第一条に天皇元首制」を盛り込み、「人権規定」が大きく後退している。

 
基本的人権が大きく削られ、信教や言論、結社の自由自体が危うい

例えば第21条には、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」との現行規定に「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という条文を追加している。

これだと権力者が「公益及び公の秩序を害する」と判断したら、表現の自由が許されなくなってしまうことになる。ファシズム全体主義への道が見えて来る。

例えば、国の政策に反対意見を述べるような集会を開けば、それだけで警察に踏み込まれる可能性さえ出て来たのだ。

まさに「戦前回帰」憲法である。

第12条にも「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」と書かれている。

結局、秩序優先、公益優先で、権力者の意向次第で、国民の基本的人権は制約されるという事だ。

それで、その行動が「公益及び公の秩序に反する」かどうか?を誰が決めるのか?が問題である。その人物の恣意的判断によって決定されてしまうからだ。

戦前の治安維持法は、共産主義対策のために造られたが、大本教天理教キリスト教自由主義などにも拡大解釈され適用されたのである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本国憲法第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」を削除しているが、どういうことなのか?

その辺も考えなければならない。