『続・荒野の用心棒』に見る西部の売春宿とみかじめ料



『続・荒野の用心棒』の中で主人公のジャンゴが赴いた売春宿には、4,5人の女性がいた。宿屋には自分の部屋があるという設定で、「今は少佐とその対立者の両方を客にしている」という宿屋の主人。
設定は南北戦争の後の南部である。
宿屋の主人は少佐にみかじめ料をはらっている。
お金を渡すシーンがあるのだが、これを”みかじめ”と翻訳した翻訳者が多分、正解なのだろう。
少佐は南軍くずれで、その辺りをしきるやくざのボスみたいなものだからだ。

それにしても、人間のやることは、東西南北変わらないなーと思った。横暴なやくざもんによる力の支配と売春宿。
それがこの世界から少しは減って来たのが今日なのである。