愚かなイデオロギーのゆえに大日本帝国は滅んだ
教条主義はどんな場合にも危険を伴う。
なぜなら、その教条ードグマの信奉者は、そのドグマに反する者を許さないからである。
そして、その信じる教条ードグマが、真実に反している場合は特に、危険である。
それは”真実である存在”に敵対するものだからだ。ゆえに真実に反する教条主義者は、真実を語る者を抑圧・迫害・殺害する。
「真実」とは生ける神の別の名前である。
戦時中キリスト教徒に与えられた試練は、実に大きいものだった。だが、ヤング牧師がいうように、「これが日本全土のクリスチャンの態度であったなら・・・・あの戦争の悲惨は起こらなかったかも知れない」(ジョン・M・L・ヤング『宣教師が見た天皇制とキリスト教』p150-p151)のである。
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