鳥越俊太郎氏出馬に思う




鳥越俊太郎氏について あまり知らないのだが、結構キリスト教的な人だな、と思った。「“内なる声”」を大切にする思想はキリスト教神秘主義から来ている。

それは唯物論者の感性では無い。

もう1600年も昔にアウグスティヌスは、「内奥の声」に導かれて改心へと向かったが、確かに大切なのは、人々の評価や言葉ではなく、自分の奥深いところに届き、そこから溢れて来る”真実の声”なのである。

その声の主をかつてユダヤ人は、ヤーウェ(ありてあるもの)と呼んだが、その声は実存存在に対して生まれる良心の声でもあり、その声に応じることが、世界を善化し、神へと人を近付けて行く。

この国は今、危険な状況である。

しかし、どのような危険な状況にあっても、やるべきことは変わらない。
私は私の内なる声に従う。
あなたはあなたに届く、良心の声を聞け。




鳥越氏「自分から手を挙げた」 政策、公約は“これから”

スポニチアネックス 7月12日(火)14時46分配信
 

都知事選出馬を表明した鳥越俊太郎

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日の会見で「住んで良し、働いて良し、環境に良しの“3つの良し”を持つ東京都に全力を捧げたい」と都政にかける思いを熱く語った。

 立候補については「民進党から出馬の打診があったのではなく自分で手を挙げた。そこへ声が掛かった」と説明。改憲勢力が3分の2を超えた参院選の結果に危機感を感じ「(政治家、役人など)インサイダーにはならず(記者、キャスターなど)アウトサイダーであろうと思っていたが“内なる声”にうながされて立候補することにした」と話した。

 経済政策については「公共事業で経済を良くするのではなく、託児所や高齢化など東京都が抱える問題に税金を使って経済を活性化させたい」と話したが、具体的な政策や公約は「前日、出馬を決めたばかり」として“これから”を強調した。