ねしょんべんに霊験あらたか

小学校5年生の時、初めて一人旅をしました。
桂浜に行こうとしたのです。
両親の反対を押し切り、お年玉を握りしめて、えいやっと電車に乗り、船に乗って高知に到着。竜馬の像の下にしゃがんで一日を過ごし、一泊して帰りました。
 
お恥ずかしい話なのですが、その頃まで私は”寝しょんべんたれ”でした。それがその一人旅を境にピタっと治ってしまった。
心理学者の中には「”寝しょんべんたれ”は愛情の不足から起こる」などとのたまう御仁がいますが、それはウソでしょう。
”寝しょんべんたれ”は依存要求であり、ゆえに自立心を養えば治るものです。
 
ちと悪口ですが、カウンセラーが子供の病について相談された時に、「愛情の不足です」と答えれば、自分の育て方に自信の無い親達は納得します。だから心理学者は子供に関しては何でも「愛情不足です」と申します。確かに愛情の問題は子供のいろんな歪みをつくるのかもしれない。しかし少なくとも「”寝しょんべんたれ”に関しては愛情要求ではないと思います。
 
さすが龍馬でした。彼自身がかなりの年齢まで”寝しょんべんたれ”だったらしいのですが、龍馬詣では効果がありますので、ぜひ”寝しょんべんたれ”でお困りでしたら、桂浜一人旅ツアーに・・・・