悟りと啓示、インスピレーション、霊感、科学と宗教

昔、子供の頃読んだ『世界の偉人伝』にアルキメデスの発見のお話がのっていた。
こんな話だった。
 
王が金細工師に金を渡し、純金の王冠を作らせた。ところが、金細工師は金に混ぜ物をし、王から預かった金の一部を盗んだ、といううわさが広まった。そこで王はアルキメデスに、王冠を壊さずに混ぜ物がしてあるかどうか調べるように命じた。アルキメデスは困り果てたが、ある日、風呂に入ったところ、水が湯船からあふれるのを見て、その瞬間、アルキメデスの原理のヒントを発見した。このとき浴場から飛び出たアルキメデスは「ヘウレーカ( ΕΥΡΗΚΑ)、ヘウレーカ」(分かったぞ)と叫びながら裸で走っていったという。
 
よっぽど嬉しかったんだね、アルキメデス君。
これが科学を発展させて来たインスピレーション(霊感、啓示)です。
ずーと考える
考える
考える
頭の中がその事でいっぱい
 
その瞬間、パッと気付く。
ああ、わかった
答えが分かった。
 
ひらめいた瞬間に、それが正しい答えである事を確信している
嬉しさがこみ上げてくる
エウレカ」(わかった)と叫ぶ
 
これって実はお釈迦様の悟りの瞬間と同じ体験ですね。
6年間悩んだ釈迦は断食を止め、菩提樹の下で禅を組んだ。
もし答えが得られなければ、そのまま死のうとしていた。
やがてハッと気付く
釈迦は悟った時、裸で走ったりはしないけれど、3日間こみ上げる喜びを堪能しました。
それで公案禅のお坊さんとかは、その訓練をしているのです。
彼らは出された公案をずーと考える
・・・・とある瞬間、パッと閃く
転んだか、何かした拍子に
イナズマが走る
 
この話って「ルターの啓示」の話と似てない?
ルターも悩み続けていた。
ある日彼は何気なく聖書を読んでいて
何気なく開いたページから
言葉が眼に飛び込んで来た
「信仰のみ」
それが悩みの答えでした
 
あれ?そう言えば日蓮にもこんな逸話が
 
ある夕、若き日蓮は釈迦入滅直前に説いたと言う『涅槃経』に目を注いでいた。
その時、一文が目に飛び込んできた。「依法不依人」(人によるな、法によれ)その瞬間迷いは晴れたと言う。
 この話がルターの啓示と良く似ている事に最初に気づいたのは内村鑑三である。(『代表的日本人』より)
 
私は昔、こんな体験をした事をすでに書きました。 http://blogs.yahoo.co.jp/kurodakango/3705315.html
この手の小さな悟りの体験は何度もしました。
大きな悟り、大きな啓示も体験しました。もう20年も経つけど。
内容は別のホーム・ページに書いてあります。
 
その瞬間は強烈でした。
それまでバラバラだったものが一つになり、
全てが分かった
全てが連結していた。
と叫ぶ
 
喜びが
腹の底からこみ上げて来る
そのエネルギーが
這うようにして
体中を駆け抜けて行く
 
私も3日間堪能しました
そして現実の生活に戻りました
やるべき事をやるために
 
悟りとか啓示とか言葉はイロイロだけど
同じ体験なのです
エウレカ体験と呼びましょう
アニメの話じゃないよ
 
その悟りとか啓示とか言うのはどこから来ているのか?
その主体者の事をこのブログでは「宇宙の大親分」と呼んでいます。
あなたを導き、私を導くその存在は私達の親です
とても厳しいのですがとてもやさしい
 
その内に分かるようになる
これからこの国に起こる事を通して