天国を創る義務

もし私達が、愛と微笑みに満ちた環境の中で生まれ、育ったなら、私達もまた、いつも他人を愛し、微笑みながら生きられるのかも知れない。
もし世の中に出て、理不尽な上司にも遭わず、愛をささやきながらお金を騙し取る詐欺師のような男もいなくて、ただ笑い合える会社に勤め、一生に一人の相手だけと愛し合えるなら、どれほどすばらしいのだろう。
 
誰もが思う。幸福になりたい。と。
誰もが思うのだ。天使のように他人を愛する人になりたい。
他人を幸福にしたい。
それなのに私達の人生は、まるで呪われているかのように
自分も幸せに成れず
他人を幸せにする事もできない
 
誰もが幸福を望みながら、誰もが幸福になれず
誰もが愛を望みながら、愛が無い
 
すると何という事だろうか?
私達は地獄にでもいるのだろうか?
 
この世界の中で、もしこの呪いの原因を知り、解く事ができるなら
それが”真理”である。
もし今愛の無い自分を愛ある人へと導く道を示すものがあるなら、それが"真理”である。
それゆえもし私達が、この人生の中で、いつかそのような真理に出会う事があるなら
そのことを実践し、またどの様な手段を使っても、全ての人に述べ伝える義務があるのだ。