「軍慰安婦はただの売春婦である」 わけがない!!

 
Category: 軍慰安婦
 
『共同研究 日本軍慰安婦 』書評


【書評】
http://ecx.images-amazon.com/images/I/61KGKvo46jL._SL160_.jpg共同研究 日本軍慰安婦
(1995/08)
不明

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 『共同研究 日本軍慰安婦』 吉見義明、林博史 著作

この著作物の良いところは、慰安婦に関する数多くの資料が使われている事です。300近い、これらの 第一次資料 は当時の実情を教えてくれています。

日本軍慰安婦とは何か?
その創設、拡大
慰安所のタイプ
国家の責任
軍の関わり方
徴集の仕方
各地における慰安所の展開
慰安所における生活の実態
心身に残る傷
・・・・・・・・・・などなど

      売春として商売をしたのはごく一部であった

これに対して
「軍慰安婦はただの売春婦である」 などと述べる人達の反論は、ほとんど意味を持っていない。例えば小林よしのり氏が ゴーマニズム宣言 の中で取り上げられているような商売としての売春は、ごく一部であった事が分かるのです。

『共同研究 日本軍慰安婦"』にはこう書かれています。
19人の元軍慰安婦の証言をまとめた『証言━強制連行された朝鮮人慰安婦達』によれば、
慰安代金として金銭や軍票を得たのは19人の内3人
7人は将兵から受け取った料金を業者に渡していたが、一度も清算されず
4人は料金の管理は業者がしていたと証言
残りの5人は料金についてはいっさい知らないと語った 


その他、これまで私が取り上げて来た多くの事例によっても「軍慰安婦がただの売春婦でなかった」事は明らかであろう。


《 軍慰安婦資料集 》 
↑ これは上出の『 共同研究 日本軍慰安婦 』と一部資料が重なっています

《 朝鮮人慰安婦が出てくる戦記,日誌、日記本 》
 ↑ これはほとんど重なっていません


 
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