尋常小学校の教科書を読んで見る・・・
「日本ヨイ国、キヨイ国。
世界ニ一ツノ神の国
日本ヨイ国、強い国。
世界ニカガヤクエライ国。」
(国民学校2年用、『ヨイコドモ』の『日本ノ国』より)
これが低学年の修身教科書だが、この「皇国に生まれた喜び」の教え込みは、やがて高学年になると、こうなる。
「・・・やがて、アメリカ合衆国が、盛んに東亜をむしばみました。わが国はいち早くその野心を見抜いて、国の守りを固くし、東亜の国々を励まして、欧米勢力の駆逐につとめて来ました。そうして今やその大業を完成するために、あらゆる困難をしのいで、大東亜戦争を行っているのです。・・・・汝、すでに10歳になりぬ。敵寄せて来たならば、命にかけて忠を真っ当すべし・・・・」 (国民学校6年用、『初等科国語・八』
・・・とまあ、こんな具合ですが、何だか現在のネット右翼達の心の中身みたいな文章ですね。