GNPなんか関係ない

 

世界で最も幸福度が高い国はデンマーク

コロンビア大学地球研究所より)
コロンビア大学地球研究所は4月2日、同日の幸福度に関する国連会議で初の「世界幸福度報告(World Happiness Report)」が発表されたと伝えた。幸福度が高いのはすべて北欧諸国(デンマークノルウェーフィンランド、オランダ)で、平均生活満足度は、10点満点で7.6だった。幸福度が低いのはすべてサハラ以南のアフリカ(トーゴベナン中央アフリカ共和国、シエラ・レオネ)の貧困国で、平均生活満足度は3.4だった。
しかし、人を幸せにするのは経済的な豊かさだけではない。上位と下位の国の間で幸福度が異なる理由としては、政治的自由、堅実な社会的ネットワーク、汚職のない社会を合わせると、収入を上回る。個人レベルでは、心身の健康、誰か頼れる人の存在、就業の保障、安定した家庭が極めて重要となっている。
地球研究所が発行し、ジェフリー・サックス同研究所長が共編者を務める本報告書は、現在の世界の幸福度を見直し、新たな幸福学がどのように幸福の個人的、国家的な差異を明らかにするのかを示している。報告書によると、幸福度は人がその生活にどの程度満足しているかで測られており、事例研究として、幸福度がブータンや英国でどのように測られているかを詳細に説明している。

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いい国というのは、人が幸福な国である。
経済大国になっても”自殺率”の高い国は、決していい国ではない。