人の魂を考える



ここで「魂」と呼んでいるのは、人の身体の内にあるその人の本質的部分のことである。本質的なので不滅であり、肉体が死んでも存続する。
この魂は、人が悪事をなすとどす黒くなっていく。人は人生の中で罪の上に罪を重ね、重ねるごとにその見えざる本質は黒くなる。黒くなり暗くなる。悪事はなぜなされるのか?それは人が良心を無視するからである。ゆえに人はその内なる良心の声を無視する毎に、暗くなっていくのである。
そしてそのまま悔い改めることなく死ぬと己の魂の暗さに見合うところに行ってしまう。そういう世界のことを地獄というのである。
もし、内なる良心の声がまるで聞こえないようになっているなら、その暗さはどんなだろうか?このような人は、第2の本姓のように、本能的に嘘をつき、そのうちにはいかなる真実もない。

「気持ちが暗い」とかそういう話をしているのではない。

この国でもっとも暗い魂が集っているのが、永田町というところだ。