真理という言葉、事実という言葉
真理について
真理
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真理(しんり)とは、本当のこと、また本当であること。ありのまま誤りなく認識されたことのあり方。ラテン語のvereは、ありのままのものの意。ギリシア語:αλήθεια (aletheia)、ラテン語:veritas、英語:truth、ドイツ語:Wahrheit、サンスクリット:satya
真理(しんり)とは、本当のこと、また本当であること。ありのまま誤りなく認識されたことのあり方。ラテン語のvereは、ありのままのものの意。ギリシア語:αλήθεια (aletheia)、ラテン語:veritas、英語:truth、ドイツ語:Wahrheit、サンスクリット:satya
概要 [編集]
現実や事実と異なり、真理・真実は妨害・障害としての錯誤・虚偽を対義語としており、露わさ、明らかさ、隠れなさに重点がある。そのものありのままであり、あらわであり、その本質が覆われていない、という意義に関しては、哲学的には本質主義や自己同一性とも関わりが深い。
超越的な側面を強調した用法としての真理 [編集]日本語でとくに真理というときは、真実とくらべると、理念的な側面、普遍妥当性ないし永遠性が強調され、世俗的・通俗的な錯覚・錯誤を対義語とする用法が多い。
そのため宗教や神秘主義などでは、現象を支配する根本原理という意味合いで使用されることもある。
同様に宗教や芸術、道徳などで、信念や感動の原因や対象であるという意味合いでも用いられる。この場合、表面的な現象や心理を支配する内的な、奥深くに隠された原理という意味になる。
あるいは実在性を意味することもある。たとえば「神が真理である」という場合、「神が信じられている」というだけでなく、「神が実在する」ということをも意味する。
または人間を自由にするものとしての真理が説かれることもある。仏教においては、人間を苦しみから解放する真理をあらわす「法」が説かれる。キリスト教では、「真理はあなたたちを自由にする(ヨハネ8・32) 」と説かれている。
三省堂の辞典では
しんり 1 【真理】
(1)正しい道理。だれも否定することのできない、普遍的で妥当性のある法則や事実。
「不変の―」
(1)正しい道理。だれも否定することのできない、普遍的で妥当性のある法則や事実。
「不変の―」
(2)〔哲〕(価値を慮外にして)事態の真相。真。その基準については諸説ある。(1)思想と事物の一致、すなわち判断や命題が存在と正確に対応すること(対応説)。(2)ある命題(思想)が他の諸命題と矛盾せず整合性があること(整合説)。(3)プラグマティズムでは、ある思想が有効な働きや結果を示すこと。
⇔偽
⇔偽
人間は人生の中で様々な体験をし、様々な事物に遭遇するが、その体験や事物をそれ自体あるがままに観て解釈しているのではない。体験や事物に対する多様な解釈の内、正しい解釈の事を真理と呼ぶのである。
BY かんご