創価学会の地域集会

今日、隣の学会員に連れられて、学会の地域集会に参加して来ました。
ごく普通に挨拶したり、信仰の証を聞いたり、演説と歌を聴いておりました。
 
創価学会と言う宗教は、キリスト教とは遠い親戚みたいな宗教です。
創価の創設者、牧口常三郎の書いた『創価教育体系』のあとがきには、明治大正の代表的クリスチャンである新渡戸稲造内村鑑三が推薦文を書いています。
また内村鑑三はその著作である『代表的日本人』の中で、日蓮聖人を高く評価しています。
 
このような事情の中で生まれた創価学会をクリスチャンが誹謗したり、また逆に学会員がキリスト教を傍法(ほうぼう)扱いしたりするのは、牧口や内村らの意向を無視していると言えるでしょう。
だいたい私は学生時代たくさんの学会子弟と友人でしたが、それなりに仲良く付き合っていました。
最近知り合った友人達の中にも学会員がいますが、とても気のいい人達です。
 
内村は日蓮を「預言者型」として捉えています。
けれども私は日蓮を「救世主(メシア)型」として捉えています。
ただイエス・キリストが世界的メシアであったのに対して、日蓮は日本の民族的メシアでした。
だから親戚みたいなものなのです。
一つの家系には数代に一人、その家系の罪の血を浄化するために生まれる人物がいます。
民族レベルで生まれるこのような人物を民族型メシアと言います。
人類全体の血の問題を解決する人物を世界主つまりキリストと言うのです。
「一人の人(アダム)から入った罪を一人の人(イエス)が清めてくださった」と『聖書』に記録されているように。