悪魔相応部経典

菩提樹の下で瞑想する釈迦に悪魔かくいいたり、
「汝もし、不死安穏に至る道を悟り得たのならば、汝ひとり行け。汝は何のために他人に教えようとするか」
 
ある村に入って食物を得られない時、悪魔はこういう
「師よ、もう一度、村に入り給え、そうすれば食を得られるだろう」
釈迦は答えていう
「得るところなしといえども、我は楽しく住まんかな・・・」