東京近辺の使える薬草辞典
その植物には寄生虫を殺す成分が入っているという。
起源1C、中国では「神農本草経」が出されている。
365種もの薬草が分類されている。
現在では5000種
ヨモギは止血剤
ケシから採れる阿片は痛み止め
ジギタリスは心臓病の薬
センブリー煎じて胃の薬(食欲不振)
アロエーやけど
トリカブトは毒だが、火で炙る、塩漬け、現在では蒸して毒性を無毒化して「加工附子(かこうぶし)」
ハシリドコロ 痔の薬に使われる
ゲンノショウコは下痢
ナンテンは実が咳き止め
ハブ茶は便秘に
ハーブ
ハッカ、ラベンダー、
シナモン、ナツメグなどの香辛料もハーブである
オオバコ(車前草)○ 咳止め(葉と種子)
ドクダミ○ 殺菌、オデキにも効く、
ヨモギ 止血剤、カラカラに干してもぐさ
タンポポ 根、胃のくすり
ゲンノショウコ○全草 下痢止め
スギナ 全草、利尿剤
チガヤ○ 根茎、地下茎を利尿剤
イタドリ 根を下剤
葛の蔓○ 葛根(かっこん)漢方薬の葛根(かっこん)湯の原料ー発汗、肩凝りに効く
澱粉は食料になる。
チドメグサ 止血、犬のオシッコするような湿った場所
ヒナタイノコズチ○根を漢方の原料にする
ノイバラの果実 下剤
雑木林には
タラノキ 山菜として芽、根を利尿剤
リンドウ、センブリ 苦くて胃の薬
サルトリイバラ 根をおできの薬
ニワトコ(接骨木) 捻挫の時のシップ薬
ウコギ 若芽を山菜、樹皮を強壮剤に
サンショウ 若い実や若芽の佃煮
川原
クコ 強壮作用 葉は干してお茶、果実は果実酒、根は漢方薬(地骨皮じこっぴ)、春先の新芽は山菜
カケラケツメイ お茶、利尿作用
カワラヨモギ 黄疸の薬
ヒガンバナは有毒、むくみとり
オミナエシ、オトコエシ 排膿剤
キキョウ 淡きり
庭
ムクゲは韓国の国花だが、枝や根の皮は水虫の薬になる。
イチジクの葉は煎じて腰湯にするー痔に効く
ラベンダー 穂花を薬湯に
スズランの根、オモトの地下茎、フクジュソウの根、ジキタリスの葉は猛毒であるから注意
生姜の干したものは生姜(しょうきょう)といい漢方の薬
紫蘇の葉は暑さ負けの薬
トウガラシは食欲増進、血管拡張作用
大根の葉を干して干葉といい、風呂にいれて疲れを取る
(○は、日本薬局方に収載されている薬草)
生薬とは、植物を干して乾燥させたもの
大塚敬節 「漢方と民間薬百科」 1966 主婦の友
井沢凡人 「原色版日本薬用植物辞典」1980、「和法」1977
井沢一男 「薬草カラー図鑑」1990、主婦の友