身体を敏感にするための
まずはこの転載記事を読んでください
からの転載
【合掌行気法】
【活元運動の誘導】
活元運動を誘導する前に、まず邪気の吐出ということをします。
両手でみぞおちを押さえてそうして息を吐く。
老廃の気を全部吐き出すような気持ちで、体をこごめるようにして吐く。
もう一回やります。
もう一回やりましょう。
しかし、みぞおちが柔らかくなって欠伸が出てきたら、その人は欠伸に任せて、もうやらないでよい。
欠伸も活元運動ですから、それが出るようになったら、活元運動が出ていると考えていいのです。
次は背骨が鈍って硬い人は背骨を捻るような動作をします。
正坐して自分の背骨を見るように、縮んでいる上体を伸ばし、左に捻り、弛めてまた右に捻る。
急に力を抜いて戻す。
これを左右交互に、7回ずつ行う。
それから訓練法を行う。
1、徐々に息を吐きながら、親指をにぎりしめ腕を上げ、体をうしろへ反らしてゆく。
2、奥歯をかみしめ、首から背骨に力をギューッと入れるようにして、入れきって急に力を抜く、
もう一回……、もう一回やります。
3回で終わります。
人間の運動は息をつめる時に力を入れるのです。
力を抜くと息を吐いてしまうのです。
それをアベコベにやるのです。
息を吐きながらやる。
それが特殊なやり方なのです。
3、手を上向きに膝の上におき、目をつぶります。
目をつぶって首を垂れる。
そして自分の背骨に息を吸い込むような、背骨で呼吸するようなつもりでいる。
すると少しずつ体が動くような感じがして、やがて動き出してきます。
あとはそのまま何もしない。
ポカーンとして体を自然に任せきる。
4、動き出したら、その動くままに、動いている処に息を吸い込むようにすると、もっと動きが大きくなってきます。
首が動いたら首へ、腰が動いたら腰へというように息を吸い込むようにするのですが、動き出したら意識してそういうことをしない方がよい。
運動が出て止めようと思っても止まらなくなるほど、大きくなることもあります。
また長い時間動き続けることもありますが、止まらないということは全くありません。
5、終わったら瞑目したままで、しばらくポカンとしております。
1分でも2分でもよい。
活元運動後のポカーンは、他の時のポカーンとは全く違います。
もし途中でやめなければならない時は、息を何回も吸い込んでこらえ、徐々に運動が静かになって止まったら、これをやって、眼を片目ずつ開けます。
目を開いたら、もう一回静かに息をお腹に吸い込み、耐えてからゆっくり吐きます。
以上・・転載終わり
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活元とは、自然治癒力みたいなものです。
もともと、人間に備わっている、治そう、という力。
たとえば、寝相。これは、昼間の疲れを取るために寝ている間に動く。
風邪の症状。くしゃみや咳。体の中の菌を出そうとしている。
熱は滅菌作用。43度以上にはならないそうです。
目にごみが入ったときは涙が出ます。etc
もともと、人間に備わっている、治そう、という力。
たとえば、寝相。これは、昼間の疲れを取るために寝ている間に動く。
風邪の症状。くしゃみや咳。体の中の菌を出そうとしている。
熱は滅菌作用。43度以上にはならないそうです。
目にごみが入ったときは涙が出ます。etc
つまり我々の身体は、我々が知らなくても、ちゃんと健康を保つために働いている。
その無意識運動、働きを活元運動と言います。
野口晴哉の活元運動の誘導法は、その働きを訓練し活性化するためのものです。
言うなればくしゃみや欠伸を訓練している。
のブログに書いたように、気功の訓練の最終的段階は自発動功に到る事です。
それが、この活元運動です。