なぜキリスト教は戦後広まらなかったのか?・・・・その3

キリスト教は不思議な宗教である。
 
古代ローマ帝国において多くの篤実な信徒達が〔十字架〕に死んで行った。
はっきり言えば殺されたのである。
 
にもかかわらず、キリスト教はついにローマ帝国を屈服させた。
一人の信徒が十字架につくと二人の人が伝道されたと言う。
 
これは甚だ不思議な事である。
 
 その理由として
ローマ帝国キリスト教」の中で弓削達は、神の買い戻しの思想について述べている。
 
 
 
 
 
 
 
神様が愛する者を犠牲にする。するとその分伝道できると言う。
 
さて、日本の宗教史を調べるさい、私は不思議に思った。
 
日本に伝来した天主教もまた幾多の十字架の犠牲を払ったのである。
だが、日本はローマ人のようには、イエス様の前に屈服しなかった。
 
そこで私は祈り求めて神様に問いかけた
 
「何ゆえに、日本はキリストを受け入れなかったのですか?」